セカンドオピニオンについて :矯正歯科コラム|神奈川県厚木市中町で矯正歯科を行なう歯医者 あさひ矯正歯科医院

矯正歯科コラムOrthodontic column

セカンドオピニオンについて

あさひ矯正歯科医院からのお知らせ

セカンドオピニオンご希望の患者様へ
(他院にて、担当医に不信感がある、治してもらえなくて困っているという患者様へ)

担当の先生に不信感があり、相談させて欲しいというセカンドオピニオンが多くあり、ご対応が難しくなっております。
そのため、他院にて治療中の患者様、他院の治療結果に納得がいっていない患者様のご相談は年内までは5,000円とさせていただいておりましたが、2024年1月より10,000円とさせていただきます。

このようなセカンドオピニオンが増えないためには、以下のようなことを考慮しながら矯正歯科医を決めていくことがお勧めです。

<矯正医を選ぶ基準>

*マウスピース矯正のみ行い、ワイヤー矯正治療技術がない場合は、かからないことをお薦めいたします。

*ほとんど通院しなくても良い、という矯正治療は危険を伴いますので、お薦めすることができません。

*『短期間で終わる』、『治療費が安い』、『全ての患者さんを非抜歯で行なっている』、『部分矯正を薦めている』、という広告の中で一つでも当てはまる場合は、治療開始をお薦めしていません。

*治療後の長期フォローを行なっていない場合はお薦めできません。(治療が終わってから2年ほどの場合はお勧めできません。)

*子どもの矯正のみしかやらない場合は、お薦めできません。(永久歯でいかに噛めるかが大切です)

*日本矯正歯科学会の認定医を持っている先生にかかるようにしましょう。

以下のようなことを考慮に入れられると良いのではないでしょうか。

できれば常勤の先生に見てもらえるとさらに良いかと思います。

参考になれば幸いです。

矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  • 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年~3年を要します。通院回数は1~2ヶ月に1度の通院で、12回から36回程度の通院回数となります。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~3年(通院回数:12~36回程度)、永久歯がすべて生え揃ったあとに行なう第2期治療で1~2年(通院回数:12~24回程度)を要することがあります。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。