矯正治療の流れ|神奈川県厚木市中町で矯正歯科を行なう歯医者 あさひ矯正歯科医院

矯正治療の流れflow

矯正治療の流れ flow

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初診相談(カウンセリングに費用はかかりません)

初回のカウンセリングは無料です。初回は矯正治療のあらましについてご説明いたします。ご予約のうえ、ご来院ください。視診で把握できる範囲の歯並びや顔の状態と、適用可能と考えられる治療方法、治療期間や費用などの概略をお話しいたます。さらに詳しい検査をご希望される場合は、事前予約によって初診と同日に「02.精密検査」まで実施することが可能です。

*他院にて矯正治療中、または治療後の方で当院での治療をご希望されている方のご相談:¥11,000

初診相談
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精密検査

初診相談を受けて、実際に治療を検討される場合は、精密検査に進みます。精密検査では

  • 歯並びのエックス線撮影
  • 頭部エックス線規格写真(セファログラム)撮影
  • 顔貌と口腔内の写真撮影
  • 歯型の採取
  • 虫歯・歯周病の有無診断

などを行ないます。

精密検査
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矯正診断・治療計画の説明

検査結果から治療方針をお伝えいたします。複数ある場合は全てお伝えした後、ご要望をお伺いしながら、一つに絞って参ります。
使用する装置や難易度によって治療費が異なるため、この時に治療費の詳細をお伝えいたします。
注意事項をお伝えしたり、お支払い方法を選んでいただいたりした後に、ご同意いただいた場合はご署名をいただき契約となります。
無理に勧誘することはありません。

矯正診断・治療計画の説明
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装置装着、治療開始

矯正装置をつける前に、あらかじめ虫歯や歯周病などの予備治療を済ませておきます。その後、いよいよ装置をつけて、動的治療(歯を動かすための処置)がスタートします。治療計画によってはディスキング(IPR)を行い、歯と歯の間をミクロン単位で削ってスペースを確保します。さらにご希望があれば、歯を抜いたことがわからないよう、ダミーの歯をおつけいたします。

装置装着、治療開始
マルチブラケット矯正装置の場合

歯面にブラケット装置を接着します。表側矯正の場合は歯列の外側に、舌側矯正の場合は歯列の内側にブラケットを装着します。装置に慣れていただきやすいよう、上の装置と下の装置の装着は日をずらします。ブラケットにワイヤーを通して、歯を動かし始めます。

マウスピース型矯正装置の場合

製造されたマウスピースが届きましたら、医院で患者様に装置の着脱の練習をしていただき、取り扱い方法や交換のタイミングなどをご説明します。マウスピースを装着している間に、形状に合わせて少しずつ歯が移動していきます。治療期間短縮などの理由から一部の歯面にアタッチメントという小さな突起を装着します。

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歯の移動(動的治療)・定期通院

装置をつけたまま過ごし、実際に歯を動かしていきます。この動的治療中は定期的に通院して、1回あたり15~45分ほどの処置を受けていただきます。定期通院では、装置の調整や歯の動きのチェックのほか、口腔の筋力トレーニングやブラッシング指導を行うこともあります。通院期間は症例によりますが、一般的に1~3年間ほどとなります。(来院回数12~36回)

歯の移動(動的治療)・定期通院
マルチブラケット矯正装置の場合

3~6週間に1度通院し、装置の調整やクリーニングなどを行ないます 。ワイヤーが外れたり、ブラケットが破損した場合、痛みや疑問など異変を感じた場合にはすぐにご来院ください。

マウスピース型矯正装置の場合

通院は1~3ヵ月に1度程度です。医師の指示に従いながら、ご自身で1~2週間ごとに新しいマウスピースにつけ替えを行ないます。光加速装置を併用する場合は3~5日ごとにマウスピースの交換を行なうことができます。歯の動きに疑問がある場合や異変を感じた場合にはすぐご来院ください。

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治療完了、保定期間、定期検診(メンテナンス)

治療が完了したら、装置を外して動的治療は終了となります。しかしそのままにしておくと歯並びがもとに戻ってしまう「後戻り」や加齢変化による歯並びの変化があるため、治療後もできるだけ長く保定装置をつけて過ごし、歯並びを安定させる必要があります。最低でも2年の保定治療期間を推奨しています。
定期的にチェックやアフターメンテナンスを受けていただき、問題が起こっていないか、歯がきちんと定着しているかを見守ります。期間は個人差がありますが、当院では5~10年という長いスパンでメンテナンスをしています。

治療完了、保定期間、定期検診(メンテナンス)
矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  • 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年~3年を要します。通院回数は1~2ヶ月に1度の通院で、12回から36回程度の通院回数となります。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~3年(通院回数:12~36回程度)、永久歯がすべて生え揃ったあとに行なう第2期治療で1~2年(通院回数:12~24回程度)を要することがあります。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。