歯科矯正用アンカースクリュー(ご説明します)シルバーメンバーとして認定されました。
歯科矯正用アンカースクリューの研究開発および販売をしているプロシード社から当院がシルバーメンバーに認定されました。
認定を受けているのは国内で40医院ほどのようです。
さて、歯科矯正用アンカースクリューと言ってもなんのことかよく分からない方が多いかと思いますので、ご説明します。
歯科矯正用アンカースクリューとは小さなネジです。顎の骨に少し麻酔をすることにより、小さなネジを植えていきます。誰だって、小さなネジを顎の骨にいれるようなことはしたくないと思います。当院もできるだけ使わないようにしますが、ネジを植えることによって患者さんにメリットがある場合はご説明の上矯正治療に組み込むことがあります。
さて、どのようなメリットがあるかご説明します。
①ワイヤーのみもしくはマウスピースのみでは難しい、不可能とされる動きを可能にします。
②スクリューを使うことで歯を抜かずに矯正治療をできる範囲が増えます。
③顎の手術を回避できることが増えます。
どうでしょうか?
小さなネジ(最大直径2mm、10mm)の効果はこのように患者さんにとって大きなメリットがあると考えます。
術者としては矯正用ミニスクリューの施術は、容易ではなく、技術と経験も必要で毎回とても神経を使って行う必要がありますが、より良い治療を提供させていただきたく、施術しています。
必要がない方にはできるだけ使わず、メリットが大きい場合にはご説明し、施術しています。
製造している韓国の工場へも招待していただいたため、より知識を深めて参りたいと思います。