盾が届きました。 :矯正歯科コラム|神奈川県厚木市中町で矯正歯科を行なう歯医者 あさひ矯正歯科医院

矯正歯科コラムOrthodontic column

盾が届きました。

矯正歯科コラム

当院ではマウスピース型矯正装置は世界でシェアNo1のインビザラインを採用しております。

マウスピース型矯正装置としての歴史が長く、改良も幾度となく重ねられ、多くのドクターの経験が積み込まれた大変良質なマウスピース矯正装置だと考えております。

この度インビザライン社のプラチナエリートプロバイダーに昇格したため、会社の方が盾を届けに来てくださいました。

盾は症例数によっていただくことができます。

治療経験は良質な治療を育む上で大切ですが、症例数を多くすることだけではなく、常に技術と知識の向上にも時間を割き、良質な矯正治療をお届けするべく精進して参りたいと思います。

また、10年以上矯正治療を行い、ワイヤー矯正を主に経験してきましたが、マウスピース矯正で歯を動かすためにはワイヤー矯正での治療経験と技術も必要であると実感します。そして、マウスピース矯正は矯正歯科を専門とする医院で受けることにより、仕上がりに違いが出ると思います。

安かろう、悪かろうが横行しやすいマウスピース矯正です。最近見かけましたが、通院しなくても良いマウスピース矯正はあまりに危険すぎます。

歯には神経が通り、骨の硬さも人それぞれで、マウスピースに対する反応は異なります。

歯も骨もとても繊細な体の一部です。

安全な歯の移動のため、必ず矯正治療中は診察を受ける必要があると考えております。

副院長 隅田実希

矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  • 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年~3年を要します。通院回数は1~2ヶ月に1度の通院で、12回から36回程度の通院回数となります。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~3年(通院回数:12~36回程度)、永久歯がすべて生え揃ったあとに行なう第2期治療で1~2年(通院回数:12~24回程度)を要することがあります。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。