矯正を真面目に取り組んでいるドクターほど
矯正治療を若い頃から真面目に取り組んでいく場合、日本矯正歯科学会認定医を目指すことになることが多いです。
認定医を取得する際には、学会側からホームページなどが誇大広告になっていないかということをチェックされ、当てはまるようであれば、修正を求められます。
そのため、日本矯正歯科学会の認定医、臨床指導医、専門医の先生は広告について学会から指摘がないように十分に注意しながらホームページなどを作成します。
結果、矯正歯科を真面目に取り組んでいる先生ほど、広告規制を受けており、認定医などを持っていない先生ほど、自由に広告ができるという仕組みになっています。
例えば、最新の矯正治療を提供しようと日々努力していたとしても、『最新』と書いてはいけません。
『地域で一番』もNGワードです。
認定医を持っていない先生は広告規制が厳しくなく、認定医を持っている先生はホームページが地味になる。。。
結果、誇大広告している医院に惹かれて矯正が専門ではない先生の治療を受けてしまう、ということが増えているのだと思います。
そんな構図を見ていると、認定医は持たない方が患者さんのためになるのかな、とも感じてしまうことがあります。
認定医を持っている先生のホームページは地味になりがちなので、クリニックを探すときに参考にしてみてください。