当院の衛生士さん
先日は院内ミーティングを行いました。
その中で、衛生士の山内さんは矯正装置のセミナーへ参加した日の内容をお話ししてくれました。
セミナーはカリエールモーションという歯を抜くことを減らすための装置についての内容でした。
どのような作用で歯を移動させているのか、どのような症例に適しているのかなどを学び、スタッフにわかりやすいようにシェアしてくれました。
カリエールモーションは当院では8年ほど前から取り入れおり、ドクターはよく知っていますが、衛生士さんもドクターレベルの知識を得ていくことは有意義ということで、ドクター向けのセミナーに参加していただきました。
もともと矯正が面白くて仕方がない、とすべての矯正装置に興味深々の山内さんですが、セミナーへ参加するといつも一生懸命学んでくれます。
当院では山内さんのように学ぶことが好きな衛生士さんのみ在籍しており、在籍している衛生士さんはセミナーへお誘いすると皆さん参加してくださいます。
セミナーへ参加するたびに学べて良かったです。このような機会を与えてくださりありがとうございます。と言っていただくのですが、私は素敵な衛生士さんと働くことができて心から嬉しいと感じています。
当院はドクターがみな大学病院の矯正歯科の教育課程を終えているという特徴がありますが、衛生士さんや助手さんも知識や技術のレベルを向上すべく、日々頑張っております。
矯正治療で困ったことがありましたら、なんでもご相談ください。
スタッフ一同心からお待ちしております。
院長
衛生士の山内さんが発表中です。
学ぶことが大好きで、日々真摯に診療に向き合っています。
技術レベルも大変高く、信頼のおける衛生士さんです。
- 矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年~3年を要します。通院回数は1~2ヶ月に1度の通院で、12回から36回程度の通院回数となります。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~3年(通院回数:12~36回程度)、永久歯がすべて生え揃ったあとに行なう第2期治療で1~2年(通院回数:12~24回程度)を要することがあります。
- 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。